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QUESTION 特許って何ですか?
特許は、発明をした人に、その発明を公開することと引き換えに、その発明についての独占的な権利(特許権)を与える制度です。
QUESTION そもそも発明とは?
ペットボトル、充電器、傘、ティッシュ箱…
私たちが普段よく見る様々なものの中に、発明は組み込まれています。
「もっとこういうところが改善されれば、性能が上がって、便利になるのに…」
発明は、そんな思いを基に生み出される思想やアイディアであり、知恵と努力の結晶と呼ぶべきものです。
そうして世に出たひとつの発明がまた別の発明をインスパイアし、それが連鎖することによって、技術は今日まで進歩を続けてきました。
そんな技術の進歩の核となる発明を保護するのが特許権の役目です。
QUESTION どうして特許を取るのですか?
一生懸命に考えて生み出された発明であっても、誰かがその発明を真似して、それを組み込んだ商品を販売するなどして、発明をした人が得られるはずだった利益を苦労もなく横取りしたのでは、「どうせ盗まれてしまうなら、努力するだけ無駄だ」と発明をする人のモチベーションが失われ、この世からあらゆる発明が姿を消してしまうでしょう。
特許権は、そのような事態を防ぎ、発明をした人がその発明について正当に利益を得られるようにする権利なのです。
QUESTION
どうして発明は
公開されるのですか?
私たちの身の回りにあるあらゆるものは、発明の積み重ね、すなわち、既存の発明を研究し、そこに残された課題を発見し、その課題を解決するための新たな発明を生み出すことの繰り返しによって日々改善され、より便利になっていきます。
発明をした人にしてみれば、発明を秘密にして、自分だけのものにしたいと思うこともあるかもしれません。しかし、もし発明がすべて秘密にされてしまったら、発明の連鎖が断たれ、技術の進歩は止まり、あらゆる産業の発達が阻害されてしまいます。
そのような事態を防ぐためにも、発明は公開され、誰でも自由に利用できるようにされなければなりません。
同時に、発明をした人に独占的な権利を与えて報いることで、「発明を守りつつ、産業を発達させる」という2つのことを両立させるのが、特許制度を定めた特許法の目的なのです。
QUESTION
発明をしたのですが、
特許は取れますか?
発明をしたからといって、必ず特許が取れるとは限りません。
まず、特許庁に出願(この発明で特許を取りたいです、という明細書等を提出すること)し、更に特許庁に審査を請求する必要があります。その審査に合格すれば特許を取る(登録する)ことができます。
QUESTION 特許庁の審査とは何ですか?
特許庁は、
●産業として利用できるか?
●新しいものであるか?
●容易に発明することができないものであるか?
という観点で、その発明が属する分野の過去に公開された発明を参照しながら、出願された発明について登録の可否を判断します。
この審査で登録できない理由が発見された場合には、拒絶理由が通知されます。
それに対し、出願人は意見を述べたり(意見書の提出)、明細書等を補正したり(手続補正書の提出)することによって、拒絶の理由を解消し、特許の取得を目指すという手順を取ることになります。
QUESTION
鹿嶋特許事務所で
特許は取れますか?
鹿嶋特許事務所は設立30年超の老舗特許事務所!経験豊富なスタッフが揃っています。小規模事務所ならではの柔軟かつ素早い対応で、クライアント様のご要望にしっかり寄り添います。
特許について初めてでわからないという方も、ご安心ください。お困りごとを解決するまで、親切丁寧にとことんサポート。いつでもお気軽にご相談ください。